FAQ回答集
ドライアイス部門(一般編)


キャンプにお肉を持っていくが、どのように保冷保存したらいいの?
 まずは、保冷に必要な容器をご用意下さい。せっかく、ドライアイスで冷やしてもビニール袋やダンボールの容器だと保冷効果が低いです。発泡スチロールのクーラーボックスが保冷効果が高く、持ち運びが軽くて便利です。ドライアイスは、お肉の上に置いて下さい。冷気は、上から下に下がります。
丸1日冷凍保存に必要なドライアイスの目安は、30センチ弱の容器(約20g)で、ふたの開け閉めをしないと仮定したら、おおよそ2Kgです。容器が大きくなるとそれに比例してドライアイスの量も増やして下さい。
ドライアイスの必要量(参考)
クーラーボックスの大きさ
(単位リットル)
ドライアイスの
おおよその
必要量
(丸1日保冷保存)
15以下 2Kg
15〜20 2〜3Kg
20〜30 3〜4Kg
30〜50 4〜5Kg
50〜70 5〜6Kg
70以上 6Kg以上
右記に容器の大きさとドライアイスの量を表にしました。参考にして下さい。容器の内寸の大きさ(リットル)を計算式で表すと、大きさ=縦×横×高さです。
例えば、当店のTI−200の容器(縦350横280高さ210)を計算すると、3、5×2、8×2、1=20、58
約20、5リットルと、なります。
 仲間で演劇発表会をするが、特殊舞台効果の白煙を演出したい。どうすればよいか?
まずは、熱いお湯とバケツをご用意して下さい。
お湯は、煙りを出す時間・量に比例してたくさん用意して下さい。(やけどに注意)
バケツにドライアイスを入れ、その中にお湯を入れます。
ドライアイスでお湯がだんだん冷たくなったら煙の出が悪くなるので、新しいお湯を足し、時々バケツの中の水を捨てて足します。
煙りを出したい時間までこの作業を繰り返します。
《効果》
ドライアイスは、細かく砕いてから使うと、より速くたくさんの白煙が一気に出ます。
強く風を送ると散ってしまうので、弱めの風でかつライトで白煙を照らすとより効果的に演出されます。一度、本番前にテストすることをお奨めします。
  
 愛犬が死んでしまった。火葬するのが2、3日先です。死体の保存はどうしたらいいか?
 体全体が収まるダンボール等の保冷効果の良い容器に入れ、内臓部分を中心に体の上にドライアイスを置きます。さらに、その上から全体を毛布のようなもので覆うと冷気が逃げずに冷却効果が高まります。日程等を考えて、いっぺんにたくさんよりも毎日購入される方が経済的です。
※ドライアイスの保存は?

なお、ドライアイスは、マイナス79℃の固体です。通常の冷凍庫に入れても保存は、出来ません。むしろ、新聞等で包み、クーラーボックスに入れて、昇華(とけて気化すること)を遅らせることは、可能です。

クーラーボックスは、発泡スチロール製の方が、プラスチック製よりも保存率が良いです。また、クーラーボックスがない場合は、段ボール等での代用もある程度可能です。
 要するに、温度差のある空気(外気)や物質等に触れにくいような環境を作ることです。
ガラス瓶等の容器には、絶対に入れないで下さい。
気化した二酸化炭素により膨張し、破裂して大変危険です。


ドライアイスの取り扱いには、使用上の注意をお読み下さい。